日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:寺西 清一、以下、日商エレ)は、ERPソリューション「GRANDIT」における4カテゴリ「データ入力」「データ確認」「データ出力」「定期実行」をRPAパッケージ「デジタルレイバー for GRANDIT」として7月22日に提供開始します。
「デジタルレイバー for GRANDIT」ページ
日商エレでは、RPA導入で20~30%の業務改善の実績があります。本パッケージでは、RPA単体での導入よりも高い効果を見込み、業務の効率・品質・コストなど50%の改善を前提としています(※1)。
(※1)お客様の環境・状況・予算によって改善の割合が異なります。
「デジタルレイバー for GRANDIT」
RPAは労働人口の減少や働き方改革への具体的な手段として注目を集め、先進的な大企業をはじめ、多くの企業でPoC(概念実証)から本格的な導入へとフェーズが進みつつあります。一方で本格的なRPA導入にあたっては、セキュリティ対策、個人情報の取り扱い、ガバナンスルールの策定や複数の部門にまたがる業務への対応、開発の内製化をはじめとした社内体制構築など、さまざまな課題があります。日商エレでは、2017年よりRPAを導入しています。自らのRPAユーザーとしての経験はもちろんのこと、総合商社 双日株式会社への導入経験も生かし、GRANDITユーザーの業務効率をさらに強化するため、「デジタルレイバー for GRANDIT」を提供することにしました。
初期費用500万円(※2)で、業務の効率・品質・コストの改善の他、日常業務の自動化やERPのアドオン・カスタマイズの減少といったメリットを享受していただけます。
(※2)RPA、AI-OCRライセンス費用含む。ハードウエア、ミドルウエア費用含まず。
RPAの4カテゴリ
1)データ入力 (例:経費支払入力、Excel受注入力)
受領した紙の帳票や電子データを基に、GRANDITに入力する業務を自動化します。 また、Excelを基にGRANDITに入力する業務も自動化可能です。
2)データ確認 (例:請求=支払金額確認)
受領した紙の帳票や電子データを基に、GRANDITのデータを比較確認する業務を自動化します。
3)データ出力 (例:出荷準備用帳票出力)
GRANDITのデータを基にした、帳票を出力する業務を自動化します。
4)定期実行 (例:月次締処理定期実行)
GRANDITの複数画面の処理を逐次実行する業務を自動化します。
各社からコメントをいただいております。
GRANDIT株式会社 代表取締役社長 石倉 努様
GRANDIT株式会社はGRANDITコンソーシアム設立当初から積極的に活動を頂いている日商エレクトロニクスの「デジタルレイバー for GRANDIT」の発表を歓迎します。ERP市場は働き方改革や、生産性のさらなる向上、DXの推進などにより今後も堅調に拡大すると言われています。日商エレクトロニクスの「デジタルレイバー for GRANDIT」が多くのお客様に活用され、GRANDITを中心としたERP市場のさらなる活性化につながることを期待しています。
Blue Prism株式会社 社長 長谷 太志様
Blue Prism株式会社は、日商エレクトロニクス株式会社様の『デジタルレイバー for GRANDIT』の発表を歓迎いたします。日本のRPA展開ステージがデスクトップ型からBlue Prismが提唱するエンタープライズ型へ進化していく中で、『デジタルレイバー for GRANDIT』が多くのお客様に活用され、業務自動化による生産性向上につながることを期待しています。インテリジェントなデジタル ワーカーの提供における両社の協業により、日本企業のデジタル変革に貢献できることを確信しています。
日商エレのデジタルレイバーサービスについて
日商エレは、RPAの先駆者であるBlue Prism社、AI-OCRのグローバル・リーディングカンパニーであるABBYYジャパン社とそれぞれ協業をしています。また、RPA教育サービスの拡大と普及に注目し、UiPath社、Automation Anywhere社とも協業を開始しました。RPAとAI-OCRにより産み出されるソフトウエアのロボットを労働力(デジタルレイバー)として安全に戦力化させるサービスを提供します。