サービス

Trade Hub(トレードハブ)貿易事務特化型実務自動化クラウドサービス

貿易事務特化型実務自動化クラウドサービス

Trade Hub(トレードハブ)

貿易書類をアップロードするだけで、照合チェック、諸掛費用や消費税・関税などの計算、書類の作成、関連システムへの登録といった一連の作業を自動化するクラウドサービスです。

Trade Hubは貿易書類からデータを生成し、貿易事務のオートメーションを実現する、新しい形の貿易DXサービスです。

Trade Hubのサービス概要

貿易書類をデジタルデータに。
今までのやり方はそのままで、業務効率を格段にアップします。

貿易業界では、手間のかかる業務が数多く存在しています。貿易実務に従事されている方々は、紙書類ベースでのやり取りが多く、英語、法令など専門性が高い中、締め切りに追われながらミスがないように貿易書類を作成、日々、書類のチェックやシステムへの手入力など、多くのアナログ業務を期日厳守、高プレッシャーの中こなさなければならないのが現状です。

例えば、このようなお困りごとありませんか?

  • 書類の作業が多く手間がかかる
  • 書類チェックやシステム入力が大変
  • ミスによる責任が重大
  • 貿易事務担当の減少で業務負荷が増加
  • 貿易書類のOCRがうまくいかない
  • 貿易DXに取り組みたいが、何から取り組めばいいのかわからない

Trade Hubは貿易業務のお困りごとを解決します

貿易書類特化型、業界初のクラウドサービスTrade Hubなら、
わずらわしい照合チェック作業、個別の計算・算出作業、書類の作成やシステムへの入力作業まで、
貿易書類をアップロードするだけで結果を返してくれます。
あなたの会社の貿易書類に関するあらゆる問題を劇的に改善します。

貿易書類をアップロードすると、自動的に取引データを生成しシステムに連携

貿易書類に特化したAI-OCR技術で高精度にデータを抽出、抜き出したデータを貿易取引データとして構造化します。生成したデータを活用し「自動照合」「自動計算」「自動種類作成」、制作書類をダウンロードできます。また、サイバーポートやNACCS などの貿易プラットフォームにも連携可能。データを社内システムに自動連携もできます。

貿易プラットフォームは貿易に関わるプレイヤーがそのシステム上で取引・情報交換をペーパレスで行うための環境のことです。

クラウドサービスならではの手軽さ

クラウドサービスとは、インターネット経由でソフトウェアやインフラなどの各種機能を利用できるサービスのことです。

時間や場所を選ばない

今までは紙ベースの作業だったため、出社前提の貿易実務でしたが、オンラインでの作業が可能になるため場所を選ばず、在宅業務にもシフトできます。

システムに精通しなくても大丈夫

OCRを導入しても安定利用・拡大は意外と困難なことが多いですが、トレードハブではOCRの設定やメンテナンスなど、システムの使い方を覚える必要がなく使うだけです。

小さく始められる

初期投資が小さく、まずは試してみるところから始められます。

貿易実務における適用範囲

Trade Hub(トレードハブ)は貿易実務における様々なプロセスで活躍します。

荷主(輸入)

荷主(輸出)

フォワダー

Trade Hubの特長

様々な書類に対応

取引に関わる全ての情報を取引データ(取引情報、商品明細、日程情報、諸掛費用)として生成。B/L、S/I、INVOICE、P/L、A/N、C/A、C/O、輸出許可証等の様々な船積書類に対応しています。

高精度な読取技術

貿易書類特化型AI-OCR技術で、複雑な船積書類の高精度なデータ化を実運用可能にします。

様々な画像品質の書類も画像補正、背景、ノイズ除去などで対応できる

貿易特有の独特、雑多な変則明細もきれいに構造化表形式でデータ化できる

貿易特有のマスターで読み取り認識率を向上

それぞれのお客様業務への適用方法

一言に貿易事務と言っても、会社によって取り扱う書類も業務も異なります。また、現場によっても改善したい業務はさまざまですし、社内システム等の社内環境も異なります。
Trade Hubは、様々な種類、フォーマットの貿易書類から、AI、設定を通して、共通の貿易構造化データとして取得・保管することにより、企業の業務に応じて、照合チェック、計算、書類作成、及びシステム連携データ生成を柔軟に提供します。

導入するメリット

少人数体制での貿易業務が可能に

人的業務負荷の高かった手作業でのシステム登録作業が自動化されることで効率化を実現。自動チェックの結果がNGだったものだけ確認・補正することでチェック業務負荷を軽減します。

貿易プロセスの組織をまたいだ業務標準化と可視化が可能に

様々な船社からの船積書類をOCR読み取りしシステムへ自動連携することで煩雑な紙作業からの解放します。ブラックボックス化されていた取引先ごとのチェックルールなどもシステム化することで誰もが実務を遂行でき、個人で保有していた貿易実務のナレッジを組織全体で共有できます。

導入から運用サポートまで

貿易事務がわかるメンバーが導入から定着運用、さらなる効果創出までご支援します

貿易がわかるメンバーが併走サポート。エラーや不具合に限らず、業務への活用相談なども全面サポートいたします。

1. 導入前

  • 導入がうまくいくのか心配

専任の担当者が導入取りまとめ、運用開始までスムーズにリードします。

  • お客様の課題・要件をヒアリング、最適な業務適用範囲をご提案
  • 各社の適用業務に合わせて個別に設定
  • テスト運用で想定通りか最終確認

2. 運用開始・安定運用

  • スムーズに使えるか?
  • 質問、問合せに対応してくれるか?
  • 不備はすぐに対応してくれるか?

運用開始から安定運用に入るまで並走サポートします。

  • データ生成や照合、計算結果、作成書類などに不備があれば、サポートメンバーがすぐに対応
  • 電話やメール、WEBミーティングでいつでも相談
  • 利用状況、課題・要望などもミーティングで粒さに確認

3. 定着運用・効果拡大

  • うまく運用し続けられるか?
  • 当初想定した効果は出せているか?
  • 他の業務にも適用、更に効率を上げたい

定着運用と想定通りに効果が出ているかまで、トータルでご支援します。

  • 効率的に運用できているか、想定通りに効果が出ているかなど確認
  • 課題への対策をご支援、ご提案
  • さらに効果が出せるように、業務適用範囲の拡大などもご提案

ケーススタディ

Case study 01

製造業Aさまの輸出業務全般に適用

銀行からのLC、工場からの梱包明細から、海貨業者へ依頼する輸出書類の作成、自動照合をTrade Hubで行う。 また、原産地証明書の自動作成や、手配後返信されるドックレシートやB/L内容を照合確認する業務も自動化。

課題

  • 受け取る書類がPDFや紙媒体で受領するため、書類作成にあたっていちから手入力で書類作成を行っている
    ※工場の梱包明細が膨大になるケースでは、P/Lページ数が70ページ以上と膨大になり、入力作業も高負荷
  • 書類作成と同程度の高い付加が、作成した書類チェック、受領した書類チェックにかかっている

効果

  • LC、梱包明細をアップロードするだけで輸出書類が自動作成されるので、作成した書類の内容を確認・修正するだけで大幅に効率化を達成
    また、原産地証明書も商工会議所のWeb申請データが自動生成されるため、アップロードするだけで入力業務が不要になった。
  • 作成された輸出書類のチェック、返信されるドックレシート、B/Lの照合確認も、システムで自動照合され照合結果が作成される。
    これまで作成と同程度の時間を要していた照合作業も圧倒的に効率化できた。
  • 業務負荷が軽減されただけではなく、記載ミスによるディスクレなど心理的な負担も大きく軽減された。

Case study 02

卸売業Bさまの輸入における船積確認とシステム連携に適用

顧客からの依頼商品を各国より輸入しており、船積書類を入手した際に発注通りの船積内容になっているか、仕入計上に伴う各種書類の自動照合をTrade Hubで行う。

課題

  • B/L, INVOICE, P/LとPOについて、それぞれ紙を印刷したうえで書類上でチェックマークをつけながら照合確認している。1件1件の照合時間が長くかかるわけではないが、照合する書類や件数が多いため業務時間のかなりの比率を照合確認に割いている状況
  • また、入手書類をEXCEL台帳や基幹システムに手入力しており、手入力の業務負荷が高い

効果

  • POデータとB/L, INVOICE, P/L, 原産地証明書をアップロードするだけで、船積書類の横串チェック、POとINVOICEの船積明細の照合確認、原産地証明書の不整合などが自動照合され照合結果が作成される。照合結果が×のところだけを確認すればよいので、照合業務の大幅効率化につながった。
  • 書類から生成されたデータを一部確認・修正は必要だが、システムのコード変換までされたシステム登録用データが生成され、RPAにより自動的にシステム登録されることで、手入力業務を大幅に改善できた。

Case study 03

製造業Cさまの請求書自動仕分けとデータ化に適用

入手した諸掛請求書をまとめてTrade Hubにアップロードすることで、請求書データを案件に自動振り分けし、システム登録用のデータを自動作成する。

課題

  • 月末に請求書を案件単位で仕分けし各担当者に配布。その後担当者が配布された請求書を見てシステムにデータを手入力する。特に月末締めに間に合わせないといけないため、毎月月末は負荷も高く締め切りに追われてしまう

効果

  • 人が実施する業務は入手した請求書をTrade Hubにアップロードするだけ。仕分けとシステムへの手入力作業を完全に自動化できた。
  • アップロードされた請求書は自動的にキー情報に基づき案件単位で分割され、システムに登録される形式にデータ変換される。

よくいただくご質問

他のAI-OCR製品と何が違いますか?

貿易業務に特化したサービスですので、貿易書類に関しては読込精度でほかのAI-OCR製品よりもはるかに精度が高いです。また、貿易に関する項目を構造的に取得、データを活用した照合・計算・書類作成など貿易実務の人的作業までを自動化する唯一のクラウドサービスです。

OCRの読取精度はどれくらいですか?

きれいな書類99%程度、普通の書類95%程度が従来の実績値になります。人の目でも判別できないような書類や手書き書類は精度が低く、当サービスでの実務利用は難しい想定です。

発注してからどれくらいでサービスを利用できますか?

貿易書類の設定対象ボリュームによりますが、最短で1カ月後くらいから利用可能です。

実際の実務担当ではないのでどのように活用できるのかイメージがわきません。

実務担当の方の課題を確認させて頂き、課題に対してどのようにデジタル化、自動化できるのかを、具体的にご提案させていただきます。

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